
妊娠を希望する人のための検査
なかなか妊娠しない場合、その原因としては卵管や子宮の異常、排卵やホルモン分泌などの卵巣機能の異常、精子の異常など、様々なものが考えられます。
従って、まず最初に原因を検査し、治療の方針を立てます。
以前に他の医院・病院で検査・治療を受けたことのある方は、その結果をお知らせ下さればいくつかの検査は省略できます。
検査は行う時期が大切です。
必ず基礎体温を表に記録し、実施時期を間違えないよう、下記の注意事項をよくお読みになって受診して下さい。
検査一覧
【一般検査】
男性
(1) 精液検査
女性
(1) 内診・超音波検査・血圧など 初診時
(2) 血液検査1
2回目以降のできるだけ早い時期 (自費検査です)
月経
(生理) 中はできません
(3) 血液検査2
月経周期第3(4)日
(4) 頚管粘液検査
基礎体温上昇の2〜3日前より
(5) 性交後試験 (フーナーテスト) (4)の検査により実施日を決める
(6) 血液検査3
基礎体温高温相第6〜7日
(7) 子宮卵管造影
月経終了後早めに (月経時に予約)
【特殊検査】
(1) 卵管通気検査
(2) 子宮内膜検査
(3) 男性不妊血液検査
(4) 男性不妊染色体・遺伝子検査
全般的注意事項
※ 受診の際には基礎体温表を持参して下さい。
※ 基礎体温表の月経周期の欄に数字を記入して下さい。
月経 (生理) が開始してから次の生理が始まるまでの期間を月経周期といいます。
月経の初日の月経周期の欄に1と記入し、その後は2,3,4,5……26,27,28のように記入し、
また月経が始まったら、1,2,3……と記入して下さい。
※ 順調に検査が進めば2ヶ月以内に全ての一般検査が終了します。
休日や仕事などで受診できない場合には、できる検査から少しづつ行ってもかまいません。
※ 検査は原則として保険扱いですが、保険の適応がなく自費負担となる検査もあります。
※ 排卵がない、あるいは月経 (生理) と月経の間隔が非常に長い場合には、
排卵が規則的に起こらない原因を調べ、排卵を誘発しなければ検査を進められません。
このような方では治療が平行して行われます。
また、排卵がないなどの明らかな異常がある場合には、まず排卵に関連した検査だけを行って治療を開始し、
その他の検査 (卵管造影など) は後回しにすることもできます。
※ 一般検査は、妊娠するための最低限の基準を満たしているかを調べるものです。
一般検査では診断がつかず、その後の治療の過程で明らかになる異常もあります。
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